最近、SNSや美容業界でも話題の「水素トリートメント」。
「活性酸素を除去」「髪のエイジングケア」「ツヤが出る」など、なんだか良さそうに聞こえるワードが並んでいますよね。
でも…その“ウワサ”、本当に信じて大丈夫?
今回は、水素トリートメントの「よさそうな面」と「現実的な限界」を、美容師目線でハッキリお伝えします。

でも、本当に“髪がよくなる”とは限らない
ここが肝心なポイント。
① 水素自体に“髪を補修する力”はない
水素にはケラチンを補修したり、CMCを定着させたりする力はゼロです。
つまり、「ダメージケア=髪を治す」という目的で期待しているなら、それは完全にミスマッチ。
例えるなら、“疲れにビタミンCが効くから骨折も治る”と思い込んでいるような感じ。
② 酸化と還元のバランスを崩すリスクも
水素は還元物質。ヘアカラーやパーマのような「酸化」をベースに成り立つ施術に、水素を組み合わせると薬剤反応を邪魔する可能性があります。
カラー直後に水素系メニューをやって、色落ちが早くなった…なんて事例もあります。
③ 「なんか良さそう」に踊らされやすい商品設計
「水素=健康にいい」「酸素=悪者」という単純化されたストーリーが、実は美容業界で誇張されがちです。
しかも多くの“水素入りトリートメント”は、本当に水素が髪に届いているか不明な処方も少なくありません。
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